最近の軟弱者たちはなんなの?
みんな想像以上に弱いね。
弱さを前面に出せば、そいつが勝ちみたいな風潮は絶対にある。
私は基本気を使わない。気を使わないことで相手にも気を使わせないためだ。
その方が楽だし、この性格に合わない人は折れて接触してこなくなる。
弱い人がかわいそうだというのは一方的な意見で、
強いあまり不用意に人を傷つけてしまう人もある意味ではかわいそうなのだ。
分かるかな。折れきれない残念な強さ。
折れられたらどれくらい楽だろう。
でも強烈な自尊心が邪魔するんだ。
弱かった時に虚勢で強固な膜を張り、俺は弱くないアピールを続けた。
張り続けた膜はいつしか鋼鉄になり、本当に強くなっていった。
この膜が竹になっていたら"しなった"のかも知れない。
だが、鋼鉄になってしまった。折れ方を知らない。
しかもそこに根っからの楽観性がわずかな傷を瞬時にリペア効果するので最強である。
その結果、仕事をしても何をしても、話し合うと
「私はあなたみたいにはなれない」と言う人結構がいる。
「あなたは強いからそんなことが言えるんだ」と言う。
弱い自分がかわいそうだと思い、強い私を傷つける言葉を平気で吐く。
もちろん耐えられる。強いから。
だが、お前にオレの何が分かるってんだと思っている。
強いだなんて気楽に言いやがって。
壊すつもりはない。自分なりに優しく掴もうとしている。
だが壊れていくんだ。
じゃあ触れなければいいのか。そんなのは嫌だ。
だから触れても壊れないものだけが残ればいいと思っている。
でもここ最近は、壊れやすいものしかない。
みんなモロすぎないか?
しかも壊れやすいように自分でヒビを入れたりしてる。
「触れよ。そしたら壊れるから。私を壊してお前が傷つけよ。」
と言う声が聞こえる。
お前らは弱いが姑息に傷つけてくる。
俺は強いがまっすぐに壊そうとしている。
善悪なんて誰が決めるんだろう。